Tenko

明日、7月7日は浅田純平LIVE

てんこ イベントのお知らせ

明日、7日はつきのわで浅田純平LIVE。
夜の9時からです。

去年の春、その前の年に来た純平さんの歌を皆が楽しみに集まるのを横目に、今晩中にやらなきゃいけない事務処理を宿直室で一人黙々としていたら、あ、今つきのわが揺れている と分かった。

多分、防音ドアが少し開いていたのだと思う。
歌とマンドリンのリズムと人の熱気が私の耳を通過したのだろうけど、耳がとらえるよりもっと速く内臓や骨に近いところに 見えない手が伸びてきたみたいに揺さぶられた。

私は計算を放り出して、走ったと思う。
祭り囃子に駆け出す村の子、みたいに。

その晩、つきのわはまるで違う感じだった。
いつものつきのわだって、毎日満ち欠けする月みたいに、その日その場にいる人が偶然の化学反応を起こして、同じ夜なんか無いし、その面白さはその日だけのもの。
戻らない瞬間の連続で、
私はそれを覗きに行くのが大好きなんだけど、その日はスーパームーンだった。

中に入ると、浅田純平が身体の中心から、その手と血管で繋がっているかのような楽器から、音という形を取っているGood Vibrationを放ってた。
それが心地良く掻き混ざり、その場にいる人に響いているのをみた。

私の感じ方は、私だけのもの。
書き連ねても仕方ないけど、そんなことでした。

新宿末廣亭、磔磔、つきのわ。
私は木造の建物がドッと沸いて揺れる様子が堪らなく好きです。
明日も多分、揺れるでしょう。

織姫や彦星よりも少し長く待ちわびた、浅田純平さんのLIVE。
多くの人に小屋が揺れる、あの感じを見に来て欲しいなと思います。

純平さん、ハードルめっちゃ上げといたで。
でも、全部本当のこと。

ああ、そうでした。
ママテラスと浅田純平の歌は、どこを切り取っても、全部本当のことやから気持ちええんやなと思ったんでした。
その翌日にそう思って、一週間くらい後に大ちゃんにそう言った事を覚えてる。

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