tomored

段取リストの真骨頂

台湾

 

 

車が通り過ぎる音と朝の光

あれ、ここはどこだっけ?

あ、そうか 宜蘭だ。

久しぶりだ。この感覚。

訳も分からずたどり着いた旅の感覚。

離陸も着陸も、移動の車もほぼ意識がなく

気がついたら、新しい月光荘予定地のリビングでうなだれていた昨日。

えいごはどうやらリュウ君から借りたばかりのバイクで

朝から街へ出たみたい。

 

 

 

 

朝8時半にリュウ君が来て

宿の横の中西式朝食屋(西洋と中華の融合のスタイルの意味)の

おいしいおかゆで朝ごはん。

リュウ君の友達の案内で郊外の材木屋さんへ

 

 

今に至るまででわかったことは

台湾のお正月は来週末の旧暦の旧正月で

27日が大晦日、そこからほぼ5日間は

スーパーでさえ閉まってしまう、本気のお正月が来るということ

田舎町の宜蘭ゆえにというのもあるのだろうが

とにかく今が年末で、どの職場のバタバタしていること

 

そして明日が日曜日で、日曜日もほとんどのお店が閉まるということ

リュウ君も月曜日から、台北での仕事もあり、生活があるので

要するに、今日という土曜日でほぼ段取りをしないと

来週持て余してしまうということ。

木材の調達をするため、車に乗りながら

現状を把握すると、そういう現状だった

 

 

 

 

郊外の材木屋さんには、欲しい材料を調達

配送の手配や、どうしても欲しい材木の発注の

 

段取りをリュウ君の通訳で

交渉するも、年内(正月まで)に間に合いそうにない気配。

図面を頭に描いて紙に落として、整理しながら

違う材料でできる、いろんな方法を叩き出しながら

 

 

 

 

教えてもらった もう一軒の材木屋さんに繰り出す

 

 

 

 

「やなぎやす」という材木なのでしょうか

ザラザラの木目もないような材木だらけ

 

でもどうやら、ここなら好きな太さにしてくれたり

束売りしていて、大きさもまちまちだけど安く購入することができる

 

ザラザラの材木も、違う工場で磨いてくれて

木目のあるツルツルの材に仕上げるというらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

えいごと手分けして、広い工場の材木を調べてみて

値段を聞いたらまたよくわからなくて

 

こっちでは「才」という単位で単価が決まる

1尺×1尺×1寸 これを「才」と言い

 

購入寸法÷才=単価

金額単位はこの1才あたりの単価らしい。 

 

 

計算式を頭に入れながら

ザラザラの木がどれだけツルツルになるのか知りたくて

月光荘の横の小間書房という、手作り野菜や加工品や書籍の置いてある

この町のアンテナショップへ戻ることに

 

 

前回はここでライブもさせてもらったその横のスペースには

アリ君という若手の兄さんがいい感じのカフェを作ってて

 

ザラザラだった木が磨いたものがどんなんか見せてもらった

「バッチリ美しい!!完璧!」

 

でもどうやら場合によって2週間もかかる場合があるらしい

 

がーん。。。。。そんなに待てん。しかも年末。。。

 

 

 

 

 

とりあえず、一度いろいろ整理して

午後からは本腰入れて予定を立てる

まずはドミトリーを作る材料を今日中になんとか仕入れることに

ベッドの図面を慌ててざっくり書き出し

来週1週間作業できる材料をリストアップ

工具と、置き場と、買い出しに行かなくてもいいようにと

リュウ君に電話で材木屋に月曜に配送してくれる木材の発注と

ザラザラのやなぎやすを夕方までに研磨工場へ持っていくため

夕方ギリギリながら、知人にトラックを借りて出かける。

 

途中リュウ君はスマホを落として、画面を割り

電話のボタンが押せなくなるトラブルも重なり

 

翌週何もできなくなる心配にハラハラしながら

研磨工場までのナビをする。

 

夕方の6時前、閉館寸前の研磨工場まで材木を運び

交渉して火曜に仕上げてくれることに

これで週明けからの材料が揃う

 

 

宿にいるえいごと合流して宜蘭市街へ

 

 

 

中古の電動工具専門店

 

男のロマンがびっしり

 

 

 

金物屋さんはほとんど日本と変わらないように思える

日本製のものも多いし、金物屋さんで買うのは困らなそうだ

とりあえず メジャーと差し金を買ってみた。

 

 

最後は

ステイン塗料の買い出し

塗料は、全く見てもわからんが、リュウ君が聞いてくれた。

蓋を開けてみないと、どんな液体化かはわからないが

これで今日の買い出し全て終わり!

 

 

ついつい全部あって、手軽だから

ホームセンターに行けば全て揃っていた感覚ではなく

 

材木は材木屋

塗料は塗料屋

金物は金物屋

ヘルメットはヘルメット屋さん

 

だからこそ ここに存在する

ぬくもりのある個人商店

当たり前のことだけど

 

当たり前じゃなくなってきた僕らの国

個人商店で揃える楽しさ

 

今日は買い物を通して

あらためて、昔に沖縄で感じた、ぬくもりを

 

ここでも思い出した。

 

 

 

 

二日酔いすぎて

昨日 できなかった、船出の食事会。

台湾料理はやっぱり美味しい。

 

 

 

 

やっと着地したぞー

とホッと一息

 

長い1日が終わる。

 

いっぱい頭使って

いっぱい動いた分 疲れたけど

いっぱいいろんなことを知れていい1日でした。

 

 

最後はえいご 早速 宜蘭を運転するの巻

右側通行慣れませーん(笑)

 

明日は日用品を見てきます!

 

というわけで、長い1日の長いレポートでしたが

また明日!!

 

かけるときにまた書きます!!

 

トモレッド


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