MOONRINGS東北EXPRESS-蔵王龍岩祭-
今年も参加しました。
山形の蔵王温泉で行われる蔵王龍岩祭!
実行委員長のヤスくんは、蔵王温泉で音茶屋を営む
音響屋さんで、語れないくらいいろんなことを取り組んでいる
蔵王のリーダー的存在の人で、出会いは2001年、
月光荘創設当時に沖縄で出会いました。
そこからの縁で今に至ります。
第一回目の龍岩祭にも沖縄からみんなで遊びに行きました。
少し時間が空いて
僕たちも数年前からシーサーグループとして、この祭に参加させてもらっています。
今年は記念すべき10回目
入場無料の祭りを続けて行くことは、本当に大変なことだと思います。
無料といったって、かかるお金はかかるだろうし
地域のお店や人たちからの協力や協賛、出店者からの出店料だけで
アーティストたちへとの理解や協力もふくめ、この巨大規模のロックフェスを運営するためには
はかりしれない、いろんな努力や工夫を重ねて、きっといろんな課題をクリアしながら
街のメンバーたちと高め合い、協力しながらじっくり 培ってきた結果なんだろうと思うし、
蔵王龍岩祭10周年。実行委員長、実行委員
関わったたくさんのメンバー、アーティスト、参加者にリスペクトです!
とにかく今年も、来れてよかった。
温泉街だけでも気持ちのいい街なのに、そこで祭りがあって、
ご飯も美味しいし、ひともみんな素朴であったかくて
フリーパーティーって
なにかを演る人と参加する人との垣根のようなものもなく、
それぞれが何かに参加するし、それぞれが何かを自分で探してやるし。
遊びに来てるし、仕事もするし、そういう世界観が気持ちよくて、
街のあたたかい空気と調和した、本当に素敵なお祭りだと思ってます。
暮らしや自分の街の自分たちの起こす小さなイベントにも生かしていきたいような
そういったアイデアや、発見。聞いたことのあることや、興味のあることを具体的に実践してる人たちがいる。
自分は、演奏したり、人に会いに行く魅力に加えて、さらにそういった刺激をもらいに行く楽しみもあります。
ソーラー発電はオフグリッド電源で、パーソナルエナジーの粟田さんは
橋の下音楽祭やグスクロックでもお会いしましたが、ここでも240枚のソーラーパネルで
ステージの電力を賄っていました。これだけの規模の祭りを太陽の力で賄うことも
並大抵の行動力と覚悟がないとできないことだと思います。
パーソナルエナジー http://www.personalenergy.jp/
専門的な話ですが、ソーラーエネルギーでのサウンドは
雑音のないクリアーな音質を出力できて、
他にない最高なサウンドを提供できるとのことです。
詳しくはこちらにも、
蔵王龍岩祭 ソーラシーステムについて
http://zaoryugansai.com/solar_system/
その昔、
2000年前後の時代、沖縄にも住み始めたばかりで、月光荘も始めたばかり
しゃかりき元気に当時、日々をとにかく突っ走りまくってました。
親友のじょっちゃんやその時の沖縄で出会う仲間たちと、
とにかく思いきり遊んでいた「黎明期」。
その時代に出会ったみんなとも、気楽にゆっくり遊ぶことができたり
「じょっちゃんバンド」でじょっちゃんが呼んできた
そうそうたる顔ぶれとのセッションは楽しくて、それはそれで面白かったけど
ボーカル泥酔で瞬間を踏み外し、まさかの名珍ライブとなった 道草ステージ
まさにライブ!消化しきれない面もありましたが、
それはそれで面白く(笑)
最終的には三日目の最後につながっていきました
とにかくいろんな人に会えて
いろんなアーティストや面白いライブも見れました。
6月につきのわに来てくれた
横須賀のロックバンド ポンコツキャッツのライブも見れました。
めちゃんこ かっこよかった〜!
沖縄からはカラーズのりゅうじくんことRYUJIO
MOONSTAGEにてDJを披露!
京都のアーティスト ターケンは
ジンギスカンロッジの一階ではBARホトトギスを
豊田のさっちゃんと一緒に営業、あいまに紙芝居も披露。
インドネシアジャカルタ パンクロック
マージナルの ボブとマイクが来ていて
ステージではアルコドとバンドを組んでライブをしていました。
映画の上映会もありました。夜一緒に乾杯する時間があって、
いっぱい話せました。とても素敵な二人でした。
『マージナル=ジャカルタ・パンク』
メインステージでは、東北ロッケンロールショー
最高にかっこよかった〜! ここでしか手に入らないと思ったもんでCD買っちゃいました。
月光荘にお土産!持って行きますね。
龍岩祭は1回目からフル参加。蔵王ともつながりの深い TURTLE ISLAND
今回も最高のライブで土曜の夜を沸かせていました。豊田で自分たちで橋の下音楽祭を
続けている豊田のみんな、今回も素晴らしいライブをありがとう!
などなど、夜も遅くまで「村」じゅう各所で宴は続き、他にもたくさんライブを見ました。
そして
三日目の午後 自分たちの出番もやってきました。
こんな大きなステージではあまりライブをしたことのない僕たちにとっては
この祭のライブは、本当の意味で「ステージ」であり、
それでも 目的は
「シーサーさんの三線で、東北のみんなと一緒に沖縄民謡で踊ること」
それをふまえてくれて、祭りのみんなが毎年「日曜日の最後」に
メインステージでやらせてくれることに感謝と思いを込めて
ここで会う、音楽仲間たちもメンバーに加えて
精一杯やれる準備をして、慣れない「楽屋」におじゃましました。
僕らの出番は三日目
写真はNAMBA 69 に集まる人たち(僕らの一つ前)
なんちゃんこと難波くん(NAMBA69.Hi-standard)は、
沖縄時代にゆかりがあって、こうしてまた活動を再開して
あらためて彼の音楽やメッセージに魂ゆさぶられます。
ステージの上でも下でも、
いつも熱く、かっこいい 永遠のロック兄貴。
この祭りの最後にぴったりのパフォーマンス!
このまま NAMBA69で祭を閉めてもいいのにな〜って
去年も今年も、そう思ったけど、
順番には意図があるもので、そんなことより
演者は思いきり、「奏でるべき」ことを「演る」のみで
NAMBA69のライブをステージ裏から、拝見させてもらい
自分たちのステージに向けて、気持ちを高めていました。
そしてステージ
うた・三線/まちぐわーシーサー
うた・三線/よし
三線・踊り/マサシルバ
お囃子・踊り/いいとも
お囃子/カナ&さとちゃん
ジャンベ/たーけん
ジャンベ/タニシ
カホン・踊り/tomored
ドラム/ゴージャスくん
踊り/じょっちゃん
鳴り物/リベ
ステージの魔力に魅せられた去年。
緊張や集中の向こう側にある、あの穏やかな世界感。
その感覚を、すぐに思い出した。わくわくがとまらない。
シーサーさんとも、みんなとも、なにかを感じてあっているステージの上での世界。
テレパシーみたく、心の動きがわかって、瞬間を逃さない。
日常で、日々をどう生きているか、何を思って生きてるかとか、
去年からの一年の自分のこととか、舞台では自分のいろんなものがさらけ出されるような
そんな感覚。
ここでしか体験できない、最高の音質で仲間たちと
舞台に上がり、シーサーさんの三線とみんなで歌って、踊って
祭りの最後に思い切り、ステージの上でみんなと演奏を通して遊ぶことができました。
じょっちゃんが飛び入りしてきて
なんちゃんこと難波くんも、シーサーさんのハヤビキにベースをいれてくれて
実行委員長のヤスも祭りの扇をもって乱入!カオスになってきた(笑)!
みんなとカチャーシーを踊る中、ステージも人もあいまみれて
最後は、シーサーさんの最速のハヤビキにバンドが揺れて、
みんなで踊って、クライマックス!
すごいグルーヴを体験させてもらいました。
拍手をもらいステージを後にしようとしたその時、
じょっちゃんと、なんちゃんと、ステージに残り、
ここはこうなるよね、って言わんばかりのタイミングで
このまま アンコールで
じょっちゃんバンド 再び
ヤスもでてきて みんなで 「いっこづつ〜♫」
まさに祭りの最後を飾る。
10年の実行委員長おつかれさんの思いもこめた
最高のミラクルライブでした。
最後にヤスが10年間の実行委員長の卒業と
次なる実行委員長へのバトンを渡し!
今年も、自分たちのステージと
龍岩祭をしめくくる瞬間に立ち会うことができました。
シーサーさんや、沖縄で出会ったみんなと一緒に
今年も祭や演奏に関われたことを本当に嬉しく思います。
個々を互いに補い合いながらも、仲間たちとステージを楽しませてくれて
本当にありがとう。
地元の蔵王のみなさんはじめ、
祭りを運営してくれたスタッフのみなさん、
本当に素敵な「祭り」をありがとうございました!
11回目も楽しみに!!
蔵王龍岩祭2015
ドラゴンステージ楽屋にて
ThanX! photo by
Yoko,Kazu,Kana,Mizuki,and more!
2015年8月31日