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FLY HIGH

 

それぞれの想い

それぞれの目にうつる、この景色。

それぞれが、違う人間。

生まれた場所も環境も価値観も違う人たちが

ある時間をここで一緒に過ごし、そしてあるとき、

ここを通り過ぎてゆく。

 

変わりゆくもの、揺るぎなく変わることのないもの

世代も時代も価値観が変わったとしても

それでも変わらないなにかが在る。

遠く昭和の頃に、もっと前に

昔のこの国のようなどこかの国の風景に

きっと「在る」ような、そんな景色やにおい

 

はじめて出会ったときの感動を忘れないこと。

日々の瞬間のなかで感動が薄れてしまわないでいる

自分で在ること。

気づかぬうちになくしてしまう 大切な価値観であり

つづけていく上で一番大変なことかもしれない。

 

もう10年以上の月日が流れていたとしても、

 

ここに、こうして建っているかぎり、

やめることはないであろうと思う

未来のことはわからないから、約束はしない

 

この日の今の言葉は明日には消えてしまうような

瞬間に出会うかもしれない

 

だから誰ともそんな、約束はできない

 

時を経て、景色も流れ、移り変わっていっても、

かわらずこの場所を大切に思ってくれる人

日常と非日常を楽しみながら、沖縄に泊まりに来てくれる人、

この暮らしを日常に飲みにきてくれる人

 

もう歴代スタッフやゲストの子どもたちもすこしづつ大きくなってきてる

そんな、この場所をいっしょに、創ってきた歴代スタッフたち含め、

数えきれないほどの、いろんな人たちが、ここで「時」を費やし、「杯」を乾かし、

時に、生命の何かを激しく注ぎいてきた。目には見えない「エネルギー」みたいなものが

満ちてるかぎり、この宿で起こる奇跡は、終わることはないのだろう。

 

そんな人たちの想い、大切に思ってもらえていることに感謝しながら

まだまだ、この先、なにがどうなるか予測もつかないこの浮き世で。

生命力を発揮して、等身大の自分の命を燃焼して、死ぬまで生きていく。

 

世界はどこまでも変化しながら、暮らしもスタイルも変わっていく。

未来予想なんてできない。乗りなさいと教わってきたような、

しっかりと計算されたレールも、もはや「ぼろ」を隠せない。

14歳の頃に気がついた「違和感」は間違いじゃなかった。

何を信じて生きる。誰のため。ほんとに幸せって思える瞬間は?

 

確かなものなんてない

だから面白い。わからないものはわからないし

知りたいから、はじめてわかる。

思わなきゃ始まらない。

 

探し物が見つかった時は旅の終わりではなく。

きっともっと大切な探し物を探す旅がもう始まっている。

旅は終わることはなく、どこかでつながりながら続いてゆく。

 

思いついたその瞬間に見えたイメージの扉をどれだけ開いて

どれだけそのイメージをカタチにして、世界の中で、時に外で

幸せに生きていけるか。その旅はおわるどころか、

ずっとはじまったばかりのような気もする。

 

やったもん勝ち。出る杭はうたれても気にしない。

そして、いつまでもずっと何かを探して生きていく

いつでも、どこにいても 何歳になっても

何歳なりの最高を感じて、

今、自分が感じれる、最高な「瞬間」を 探して

死ぬまで生きる。

いろんなもん忘れてしまうくらい夢中に生きられたら

いいのになあ。

 

今日も、今日を生きる。

日々向き合う相手は、この心の中に

 

最高のマイペースで生きるんだ!

Fly high!!

 

2012  ともれっど

 

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