Tenko

夏の工夫

てんこ

8月に入って益々、強まる日差しと暑さの沖縄。
風が吹くと気持良いし、木陰に入ると涼しいのですが。

眩しすぎるし、青すぎる空と真っ白な入道雲を見ながら『遊びに来てくれる人にはいいんだけどね〜』と住んでいる人たちはもう随分と雨の降らない空を見上げて顔を合わせば天気の話に。

もともと、暑さに弱かったことを改めて思い知っている二年目の夏です。

こういう時には和らげる工夫をと、朝ごはんでもお酢の力を借りています。
オクラをよく焼いて南蛮漬けのつゆにて浸すと美味しいことに気づいたり。

バナナも、体を冷してくれる南国の果実。
夏本番になってから、ミキサーに小さめの氷を一緒に入れて砕いています。
お日様にかざすと、キラキラ光って綺麗で 飲むと口の中に星屑があるようで楽しいよ。

バナナジュースの注文があると、私は泡盛のコップとビアジョッキを片方ずつに持って『どっちにする?』と聞くのですが 大抵は皆笑って、中くらいのほうでいいよ。とかそんな大きなのは飲めないよ。と泡盛のグラスでと頼まれるのですが、一口飲んだら『ああ!大きいのにすれば良かった〜』という声が聞こえてきます。嬉しいです。
二杯目か二日目にはビアジョッキでお出しすることが増えました。

夏の暑さと強い日差しが 引き立ててくれる美味しさ、というものがあります。
そういうことが、記憶に残りやすい美味しさで旅の愉しみなのかも。

月光荘に来たら、お試しください。
朝、つきのわのカウンターでお待ちしています。

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